日本人の平均寿命は男女とも80歳を超え、特に女性は2020年時点で87.74歳となっています。

まさに「人生100年時代」が現実的になってきたと言えるでしょう。

しかし、介護を要する期間を引いた「健康寿命」は男性72.68歳、女性75.38歳（2019年）、「平均寿命」と「健康寿命」には10年前後の開きがあります。

では、どのような原因で介護を要するようになるのでしょうか。

介護を要する原因となる疾患のトップ２は、「認知症」と「脳卒中」です。

「認知症」も「脳卒中」も年齢を重ねるごとに増えていく加齢依存性の疾患です。加齢をコントロールする方法はありませんので、完全に予防する方法はまだありません。

しかし、加齢以外のリスク因子も徐々にわかってきていますので、コントロールできるリスク因子をできるだけ小さくしておくことはできます。そのような方法について、これからブログで触れていきます。どうぞよろしくお願いいたします。